真善美
とうに夏至は過ぎて、梅雨明けを待ち遠しく思っていたら、すっかり猛暑に!
皆さん、体調はいかがでしょうか!?
変わらずこの時期までも着物をお召しになっているお客様たち、
本当にありがたいことです。
単衣から薄物になると、素材感ががらっと変わるとは言え、暑いですよね。
本日も太郎社長の熱い講義は続いております。
お客様に歴史・技法・コーディネートなどなど
情熱・想いを込めて皆様にお伝えさせていただいております。
この時の熱さは夏の猛暑のようで、誰にも止められません。
お客様との交流によって、毎回少し変わることもこの講義の面白いところです。
作り手として、五代目当主として、経営者として
色々な想いが混在する中、本日は何を話されるんだろうと
私も現場にいる際には楽しみです。
共通しているのは、次世代に何を継ぐか繋いでいきたいかを
感じさせられること。着物は他の衣装とやはり大きく違うのは、
日本の伝統文化という人の想いの集合体であり結晶であること。
大袈裟かもしれません。
しかし世の中で世界で色々起きている中、やはり目に見えない
このような日本人の感性・心を感じさせてくれる、気づかせてくれる
他には変えられない価値だと胸をはって言えます。
小糸染芸の真・善・美とはそういうことなのです。
少しでも、ひとりでも、着物・帯以上にそのような想いが届くと
大変うれしいです。