柄オン柄

 

肌寒さと共に、彩り鮮やかになっていく紅葉シーズン。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

稀に私もお客様と接する機会がございまして、

柄オン柄コーディネートがよく分からない、

自分で選べない、難しいとお伺いすることがあります。

 

無地と無地を合わすこと、無地と柄を合わすこと、これらは色彩感覚を養えば

どなたでもそれなりにできると思います。

 

柄に柄となると途端に難しく、私も過去本当にそれらのお客様と同様に考え悩みました。

 

感覚的にわかるようになったのは、太郎社長の話にひたすら耳を傾け

色々なコーディネートを見せていただいたおかげです。

 

今は柄オン柄とっても楽しいですし!!難易度が高くないと面白みも感じません。

そして何より新しくできる太郎社長の娘たち(着物、帯)をどうコーデしようと

お客様の目に触れる前に、一人想像コーデする時間が最高に至福です。

 

お客様のなかにも憧れの方や理想の着付の先生がおられ、

その方々のアドバイスやお薦めが無ければ買えなかったり選択出来ない方も

たくさんいらっしゃいます。

 

私も着付学校の生徒時代がありましたので、よく理解ができます。

しかしよく考えてみてほしいのです。

 

どんなに憧れや理想の人であっても、その方にはなれず、

その方の好みはやはりモデルが自分自身なのです。

 

また、その様な方々は着物の場面も多く

纏う頻度が低い場合、オシャレの選び方や優先度は変わってきます。

 

着物を纏う機会自体が特別な自分の時間。

普段使いやすいとか着回ししやすいなどの理由で

選ばなくてもいいと思うのです。

 

ご自身がいいなと思い、より気分が上がる、より活かせる

という感覚で選んでみてはいかがでしょう

 

特徴ある着物は、一回着たら覚えられちゃうと言うお客様もいらっしゃいます。

むしろ一回しか見ていないのに柄やコーデが素敵過ぎる着物の人と

覚えられる位だったら最高じゃないでしょうか。

 

もっともっと自由に、ワクワクやドキドキする自分の気持ちを優先し、

出会う着物や帯を選んでほしい。

そう心からシンプルに思っております。